(報告)松阪市鎌田中学校校舎改築事業:基本計画に向けたワークショップ
日時: | 2015年12月6日(日) |
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場所: | 三重県松阪市 |
松阪市鎌田中学校校舎改築事業
基本計画に向けたワークショップを開催しました
12月6日(日)の午後、鎌田中学校区の地域住民代表、保護者、教職員、鎌田中生徒等60名程度が集まり、校舎改築事業の一環としてワークショップを開催しました。このワークショップは7月に続いて今年度2回目、会場は鎌田中学校の東にある東海労働金庫松阪支店の会議室です。10月に当選されたばかりの竹上市長のあいさつの後、校舎改築事業のアドバイザーである名古屋大学の小松准教授が、前回(7月)のワークショップで出された意見を踏まえて策定された基本構想案を説明し、完成後の中学校での活動のイメージをふくらませられるように参考となる事例を紹介しました。
その後、地域住民と小中学校教員が8つのグループ、鎌田中生徒が2つのグループに分かれ、名古屋大学の学生もそれぞれのグループに加わり、改築後の校舎で"やりたいこと"とやりたいことに対して"必要な場所・設備"について意見を出しあいました。教室や運動場など今の校舎を使ってできる活動がある一方、コミュニケーションができるスペースなどが新たに欲しいといった意見もありました。また、今回参加してくれた中学生は、新しい校舎ができる頃には卒業していますが、後輩たちのために今問題と思っていることを率直に語ってくれました。最後に鎌田中の校長先生が、今回利用した会議室の環境が整っていて、新しい校舎での活動や必要となる場所のありかたを考える上で大変示唆的だったというコメントをされ、新しい校舎への期待や可能性を述べられました。
この校舎改築事業では、地域・教職員・生徒が積極的に学校づくりやまちづくりに関わっていけるように、来年度の基本設計、実施設計やその後に続く工事期間においても、地域関係者や教職員、生徒等が参加するワークショップを開催する予定です。