(報告)「ブラザーの森 郡上」ステークホルダーミーティング
日時: | 2014年12月9日(火) |
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場所: | 岐阜県郡上市 |
臨床環境学コンサルティングファームでは、ブラザー工業株式会社と連携して、同社が実施している岐阜県郡上市のスキー場跡地での植樹などの環境保全活動(「ブラザーの森 郡上」)に付加価値を与える方策を検討しています。その一環として、「ブラザーの森 郡上」に関わる関係者(ステークホルダー)との会合を以下のとおり開催しました。
ステークホルダーミーティングの目標
持続可能な地域づくりの視点から、郡上市における植樹エリア周辺の森林生態の現状を踏まえ、ブラザー工業のCSR(企業の社会的責任)活動と連携した地域貢献活動の可能性を検討する。郡上の自然環境、郡上の地域住民、ブラザー工業のそれぞれにとって意義のある活動を展開するための意見交換をする。
- 活動関与者間のコミュニケーションを図る(地元の声を聴く)
- ①森林生態、②郡上のまちづくり、及び③ブラザー工業CSRの視点から問題提起を行う
- 「目指すべき森の姿」について意見を交わす
参加者
A 植林主体者...ブラザー工業社員(植林ブランティア参加者、担当部署)
B 地元関係者...地元住民、地元NPO、森林組合、山林所有者、地元行政
C 専門家...林業専門家、生態学者、地域持続学者、CSRコンサルタント
プログラム
1. もり・まちの散策
- 主催者あいさつ
- オリエンテーション(目的、スケジュール)
- ブラザーの森郡上周辺のまちの散策
- ブラザーの森郡上の散策
2. 状況把握
- 「ブラザーの森郡上」植樹活動の紹介、社員のアンケート結果から見える課題
- 郡上市の森づくり、街づくり、歴史の概要紹介
- 「ブラザーの森郡上」の昔の様子
- 白鳥町自治会等へのインタビュー
- 上市の森づくり、まちづくりインタビュー
3. 問題提起
- 森林生態や植樹実績から見える課題
4. 意見交換
- 質疑応答
- どのような森づくりを目指すのか
- 地元としてブラザー工業に期待すること
- ブラザー工業CSRとして目指すこと
- 今後に向けての課題整理