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(報告)松阪市コミュニティスクール(鎌田中学校)校舎改築事業ワークショップ

日時: 2015年7月26日(日)
場所: 三重県松阪市

鎌田中学校校舎改築事業 ワークショップを開催しました

 臨床環境学コンサルティングファームでは、今年度の松阪市(三重県)との連携活動の一つとして、地域の人々が学校運営に参画するコミュニティスクールである松阪市立鎌田中学校の校舎改築に取り組んでいます。

 2015年7月26日(日)午後、第四小学校に鎌田中学校区の地域住民代表、保護者、教職員、鎌田中生徒約60名が集まり、校舎改築事業の一環としてワークショップが開催されました。当日は山中市長と東教育長が出席され、山中市長がはじめに「鎌田中学校校舎改築事業では地域づくりと連動した学校づくり、住民のみなさんの声をしっかりと聞いた学校づくりを基軸に考えている」とあいさつをされました。続いて、名古屋大学・小松准教授より「コミュニティ・スクールの可能性について」と題して、改築事業を進めるにあたってのポイントや参考となる事例が紹介されました。

 その後、大人(地域住民代表、保護者、教職員)が8つのグループ、鎌田中生徒が2つのグループに分かれ、名古屋大学の学生もそれぞれのグループに加わり、改築後の校舎で「こんなことができたらいいな」という活動など意見を出しあいました。参加者はテーブルに広げた大きな模造紙の上に、思い思いの意見を書き込みました。最後に各グループが話し合いの内容を順に発表をしました。地域や教職員の様々な意見や鎌田中の生徒達が日頃思っている意見を聞くことができ、有意義なワークショップとなりました。地域の方々の意見を聞かせいただく機会として、今後もワークショップを開催することが予定されています。

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