ホームセンターからのお知らせ日本環境共生学会で臨床環境学研修(ORT)受講生が研究発表しました
2016年度の臨床環境学研修(ORT)を受講した留学生のEligio MaureさんとMarianne Faith G. MARTINICO-PEREZさんが、日本環境共生学会(9月22~24日、高知工科大学)でORTの研究成果を発表しました。研究のタイトルは、「A Case Study on the Role of Non-Profit Organization and Forest Owners Cooperative in Forest Management in Ena City」(恵那市の森林管理における非営利組織(NPO)と森林組合の役割に関する事例研究)です。2016年度にORTで調査・研究し、報告会で住民と意見交換し、報告書にまとめたものを再度、研究報告としてまとめ直し、学会に挑みました。
23日のポスターセッションでは、Eligio Maureさんがポスター発表し、多くの参加者から質問や意見を受け議論していました。24日のセッション「地域の資源を活用する環境共生」では、Marianne Faithさんが口頭発表しました。参加者の持続可能な森林管理への関心は高く、恵那市のNPOの取組について質問が寄せられていました。また、異分野の専門である留学生2人が恵那市の森林経営について研究したことについて、名古屋大学が実施している「臨床環境学」研修の取組みも注目され評価されました。