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センターからのお知らせ

2019年10月02日 【終了】SDGsセミナー:生態系分野の最新の国際動向

SDGsセミナー:生態系分野の最新の国際動向  (世話人 香坂玲)

 センターが関与する SDGsに関する連続セミナーの第二弾 

名古屋大学SDGセミナー  第一回は2018年10月のThe Role of Universities and NGOs in Achieving SDGs)。

日時:2019年11月7日(木)15:00 〜 17:00 

場所:名古屋大学 環境総合館  講義室3 (定員60名) 

 SDGsへの地域的に貢献に関して、生物多様性保全をめぐる国際プロセスと、現場レベルの対応としてのグリーン・インフラの整備について最新の知見を共有、発信すべく、国際的に活躍する専門家を招き、講演会を行う。同時に国内外の若手研究者による研究報告を行う。

  基調講演は、 市井和仁 千葉大学 環境リモートセンシング研究センター 教授 による生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)の生物多様性と生態系サービスに関する地球規模アセスメントの概要と我が国への示唆について議論を行う。

 続けて若手研究者として 3名が報告する。

 スイス・ジュネーブ大学からErica Honeck氏(博士後期課程在籍)によるグリーン・インフラの導入について、自治体レベルでは、景観計画への実装を支援するための方法論の構築を進めている。また、グリーン・インフラの導入と活用について、自治体レベルからグローバル・レベルまでのスケールアップを行う方策と、SDGs等への貢献のフレームワークについても研究を行っている。今回はこれらの研究の成果等について報告を行う。

 続けて、メキシコの研究機関 からはBarbara Kovács氏(博士後期課程)がメガシティ近郊の緑地について訪問者の受容の国際比較研究を展開するにあたり、メキシコシティを対象とした調査分析の結果を中心に報告する。

 最後に本学研究科博士後期課程に在籍する 松沢友紀氏から、「都市における養蜂ガバナンスの現状」として報告をする。世界各地の都市域で養蜂活動が盛んになっている。養蜂は受粉機能や農作物の生産といったNCP/生態系サービスをもたらす一方で、刺胞傷害や在来種との競合など、負のサービスをもたらすこともあり得る。今回は都市部の養蜂活動に関して、地方公共団体が実施しているガバナンスの現状について紹介し、今後の都市域での養蜂ガバナンスのありかたについて議論する。

SDGs.pngのサムネイル画像

チラシ(PDF)はこちらからダウンロードできます

問い合わせ先 -----------------

名古屋大学環境学研究科 社会環境学専攻 環境政策論講座

持続的共発展教育研究センター (兼任) 香坂玲研究室  

uchiyama.yuta(a)k.mbox.nagoya-u.ac.jp

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