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センターからのお知らせ

2017年09月02日「エネルギーの地産地消」をテーマにした第2回村民ワークショップを高山村で開催

 2017年9月2日(土)の午後、高山村(長野県)で「エネルギーの地産地消」を進めていくための第2回村民ワークショップを、高山村保健健康福祉総合センターで開催しました。

 始めに第1回(7月28日)のワークショップを振り返り、参加者から出された質問に対する回答をした後、改めて参加者の皆さんから寄せられた意見を全員でじっくりと読み直しました。そして、高山村で「再生可能エネルギーの利用」、「エネルギーの地産地消」を進めていくために、具体的に何をしたよいか、グループで話し合いました。

 リンゴの剪定枝を使えないか?雪を村の産物のワインの貯蔵に使っては?温泉で使った後のお湯を活用できないか?など、村民の皆さんの視点からたくさんの意見が出てきました。また、「日本で最も美しい村」連合に加盟している高山村ならではの意見として、景観を損なわないものでないといけないというものが多くありました。さらに、施設を作るコストについて、高山村にあるエネルギーの具体的な量について、事業化のメリット・デメリットについて、知識不足なのでもっと知りたい、勉強会をしてはどうか、村役場で部署を作って進めてほしいなどの意見も出てきました。

 ワークショップにオブザーバーとして参加した内山信行村長は、各グループの発表を聞いて、「高山村の資源を生かして何ができるのか、この2回のワークショップで終了ということではなく、村としてこうした場を設けていきたい。」と話しました。

 全2回の村民ワークショップの結果を踏まえ、高山村では日本版「首長誓約」のアクションプランを策定する予定です。

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