ホーム>センターからのお知らせ>イベント>【2023.3.29開催】シンポジウム「分散型エネルギーへの転換は何をもたらすのか」

センターからのお知らせ

2023年03月03日【2023.3.29開催】シンポジウム「分散型エネルギーへの転換は何をもたらすのか」

分散型エネルギーへの転換は何をもたらすのか

  

 2050年カーボンニュートラルの実現には再生可能エネルギー(以下再エネ)の普及促進が不可欠です。再エネへの転換は、従来の集中型エネルギー源から分散型の資源利用へと転換することを意味します。分散型への移行により、地域経済の活性化や需要家のエネルギー供給への参画など新たな機会の創出が期待される一方、再エネ施設設置に伴う景観の悪化や土砂災害リスクの増加、各地域に密着したガバナンスの必要性など、課題も山積しています。名古屋大学大学院環境学研究科の地球環境科学専攻、都市環境学専攻、社会環境学専攻は多様な観点から再エネ促進に向けた研究を行っています。本シンポジウムでは、それらの取り組みを行っている三専攻の教員と学生が一堂に会し、環境学研究科の取り組みを広く発信するとともに、分散型エネルギーへの転換の意義を改めて議論します。

 

 

主催:名古屋大学大学院環境学研究科・地球規模課題3「生態系サービスとランドスケープ」地球規模課題4「エネルギーの確保と供給」地球規模課題8「環境と人間のウェルビーイング」

日時 2023年3月29日(水)13:00-17:00

場所:環境総合館 1F レクチャーホール オンライン開催も併用

 (お申込みの方にオンライン開催のURLをお送りいたします。)

お申込みはこちらから

 

 

プログラム

 

13:00-13:10 趣旨説明:「環境学研究科における再エネ研究」

      宮坂隆文(環境学研究科地球環境科学専攻 講師)

 

13:10-13:30 論点整理:「再エネ事業のリスクガバナンス」

      丸山康司(環境学研究科社会環境学専攻 教授)

13:30-13:35 質疑応答

 

<事例セッション1:再エネ転換がもたらす機会>

13:35-13:55 「オフグリッドを選択する人々」

      高野雅夫(環境学研究科地球環境科学専攻 教授)

13:55-14:15 「都市固形廃棄物からの燃料電池発電・水素電解製造」

      日比野高士(環境学研究科都市環境学専攻 教授)

14:15-14:25 質疑応答

 

(5分休憩)

 

<事例セッション2:再エネ転換におけるリスク管理>

14:30-14:50 「風車の行政計画と景観アセスメントの国際比較」

      宮脇勝(環境学研究科都市環境学専攻 准教授)

14:50-15:10 「洋上風車の景観シミュレーションによる視覚的影響評価事例」

      内田正紀(環境学研究科都市環境学専攻 博士前期課程二年)

15:10-15:20 質疑応答

 

<事例セッション3:再エネ転換におけるガバナンス>

15:20-15:40 「太陽光発電ゾーニングの現状と課題、合意形成のための手法とツール」

      山下紀明(環境学研究科社会環境学専攻 博士後期課程一年)

15:40-16:00 「豊田市中山間地域における木質バイオマスガス化発電の実現可能性調査事例」

      植山光樹(環境学研究科地球環境科学専攻 博士前期課程二年)

16:00-16:10 質疑応答

 

(5分休憩)

 

16:15-16:55 パネルディスカッション

      司会:丸山康司

      パネリスト:講演者+上村泰裕(環境学研究科社会環境学専攻 准教授)

 

16:55-17:00 閉会挨拶

      西澤泰彦(環境学研究科都市環境学専攻 教授)

シンポジウム20230329.png