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センターからのお知らせ

2021年09月17日【報告】【2021.9.16ウェビナー開催】人新世と人口減少社会における環境負荷の少ない食についての研究会

【報告】人新世と人口減少社会における環境負荷の少ない食のウェビナー

分子ガストロノミーの教育実践から伝統食文化とのつながりを議論

人新世と人口減少社会における環境負荷の少ない食についての研究会は、共発展センターの主催でオンラインにて2021年9月16日(木)に開催されました。登壇者、視聴者数から25名程度の参加があったと思われます。世界的な人口・環境問題、そして、新型コロナウィルスの感染拡大の中で、持続可能な食料供給システムの構築が全世界的な課題となっており、合成食・ 培養肉・植物肉の開発、社会実装が解決策の一つとして注目を集めています。本セミナーでは、アイルランド・ダブリン工科大 ロシン・バーク上級講師からの分子ガストロノミーを活用した新しい食の現状と教育普及についての講義の後、これらの技術の持続可能な食料供給システムへの貢献について議論しました。科学的な手法を活用した調理における伝統的な食文化の影響や、可能性について垣間見れる会となりました。

本会は、JST・RISTEXプロジェクト「農林業生産と環境保全を両立する政策の推進に向けた合意形成手法の開発と実践」(JPMJRX20B3:代表:香坂玲)、「人新世の食の変容と食文化の形成:質と連続性の言説を巡る多世代ソーシャルラーニング」(JP 21K18456:代表:香坂玲)の研究調査の一環として開催しました。

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ダブリン工科大 ロシン・バーク上級講師による講義

当日の様子は、香坂研究室のYouTubeチャンネルでご覧頂けます。

https://www.youtube.com/channel/UCu1-UI4npPrWknxuZrnft8w