ホームセンターからのお知らせイベント【2021.4.23ウェビナー開催】<出版記念セミナー>有機農業政策で変わる食と暮らし -EUと我が国における政策、戦略の動向
【主催】名古屋大学大学院 環境学研究科 持続的共発展教育研究センター
【日程】 令和3年4月23日(金)15:30 開始 17:30 終了予定
【開催方法】ウェビナーの発表、発表者、ディスカッション参加者の議論はウェブ会議システムZoom、公開方法はYouTubeライブで行います。
【ご参加申込方法】こちらのURL( https://forms.gle/nqpznkS6NvpEaMfb6 )にてご参加のお申込みを、開催日前日の4月21日19:00までにお願いいたします。
【目的】
EU諸国では、有機農業が近年急速に拡大しています。さらに、欧州委員会は、2020年5月に「農場から食卓まで(Farm to Fork)戦略」を発表し、有機農業面積シェアを2030年には25%まで拡大するという目標を設定、有機農業推進をさらに進めています。また、我が国においても「みどりの食料システム戦略」(中間取りまとめ)が発表され、2050年までに有機農業面積シェアを25%に増やすという目標が掲げられ、今後の推進の本格化が期待されています。本会では、これまでのEUにおける有機農業拡大のプロセスを川上から川下の諸側面から発表、我が国の今後の有機農業政策及び、その運用についての議論を行います。YouTube Live視聴者の質問に答えながら、有機農業について幅広い啓発を実施する予定です。
また、平成30年度農林水産政策科学研究委託事業「EUの有機農業振興のための戦略~我が国への示唆~」の成果を発表し、そして、関連プロジェクト「欧米の有機農業政策及び国内外の有機食品市場の動向と我が国有機農業及び食品市場の展望」の代表である立教大学経済学部経済政策学科 大山利男准教授にも発表、ご講話頂きます。
・「世界の有機食品市場の動向を踏まえた我が国の有機食品市場の見通しに関する研究」
https://www.maff.go.jp/primaff/kadai_hyoka/itaku/2018/01.html
「欧米の有機農業政策及び国内外の有機食品市場の動向と我が国有機農業及び食品市場の展望」(代表 大山 利男 立教大学 准教授)
「EUの有機農業振興のための戦略~我が国への示唆~」(代表 香坂 玲 名古屋大学 教授、石井 圭一 東北大学 准教授)
本会は、『有機農業で変わる食と暮らし-ヨーロッパの現場から』(岩波ブックレット)の出版を記念し、EU諸国における事例を著者が中心に紹介します。
【プログラム・発表者】(暫定版・以下敬称略)
農林水産省 生産局 農業環境対策課 課長補佐 嶋田 光雄
演題:有機農業をめぐる状況について
東北大学 大学院 農学研究科 准教授 石井 圭一
演題:仏における有機農業振興の現状(暫定)
名古屋大学 大学院 環境学研究科 教授 香坂 玲
演題:独における重層的なネットワーク化による有機農業振興戦略
立教大学 経済学部 経済政策学科 准教授 大山 利男
演題: 欧米諸国及び日本の有機食品市場の動向と展望
名古屋大学 大学院 環境学研究科 特任講師 内山 愉太
演題:我が国の都市における有機農業振興の戦略
名古屋大学 大学院 環境学研究科 研究員 三宅 良尚
演題:我が国の有機農業への参入条件と政策への示唆
お問い合わせ
名古屋大学大学院環境学研究科 香坂玲研究室
三宅 良尚 miyake.yoshitaka@k.mbox.nagoya-u.ac.jp
電話番号:052-789-5643
[HP] kohsaka-lab.jp