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センターからのお知らせ

2021年12月13日【2021.12.16】国際ウェビナー-ブルー・グリーンインフラのフロンティア: 生態系サービス、管理と課題

国際ウェビナー-ブルー・グリーンインフラのフロンティア: 生態系サービス、管理と課題

International Webinar - Blue-Green Infrastructure Frontiers: Ecosystem Services, Management, and Challenges

This webinar will start at 17:00 on Thursday, Dec 16th in 2021(Japan standard time).

Register at: https://forms.gle/j22xwDpr3yqUu4w16

【主催】名古屋大学大学院環境学研究科 附属持続的共発展教育研究センター

環境学研究科 生態系サービス・NCP 研究課題グループ

【日程】2021年12月16日(木)17:00開始(日本時間)

【開催方法】ウェビナーの発表、発表者の議論はウェブ会議システムZoom、発表・質疑応答の視聴はYouTube Liveで行います。開催言語は英語となります。

【言語】英語

【ご参加申込方法】無料 ただし、こちらのURL( https://forms.gle/j22xwDpr3yqUu4w16 )にてご参加のお申込みを、12月14日(火)までにお願いいたします。

【目的】

ブルー・グリーンインフラは、持続可能な社会生態環境の向上に貢献するもので、スマートな気候変動適応、緩和戦略の立案においても注目を集めている。一方で、ブルー・グリーンインフラについての学際的な方法論は、大規模スケールでの概念的なものに留まっている。そのため、理論や概念レベルだけではなく、社会実装についてさらなる知識の共有が要請されている。本ウェビナーでは、フィリピン、韓国、ドイツの研究者がブルー・グリーンインフラの実装などの現状、課題と展望について発表する。 

 本ウェビナーの開催は下記の助成を受けている。

「令和3年度名古屋大学国際会議助成金」

【プログラム】(参加者は以下敬称略)

17:00 開会の挨拶 香坂 玲 名古屋大学 教授

17:05 講演 Dixon T. Gevaña フィリピン大学ロスバニョス校 教授

17:45 講演 Mi Sun Park ソウル国立大学 准教授

18:25 講演 Tobias Plieninger カッセル大学 教授

19:05 コメント

渡邉 敦 笹川平和財団 主任研究員

三輪 幸司 地球環境戦略研究機関(IGES) 研究員

香坂 玲 名古屋大学 教授

19:15 休憩

19:20 総合討論

19:50 講演 Jay Mar Quevedo 名古屋大学 博士研究員 

20:30 終了

【問い合わせ先】

名古屋大学環境学研究科香坂研究室:電話:052-789-5643

メール:miyake.yoshitaka.m8@f.mail.nagoya-u.ac.jp(担当:三宅)

本ウェビナーは、名古屋大学国際会議助成金の助成を受けて、開催しています。

また、JST・RISTEX 科学技術イノベーション政策のための科学 研究開発プログラム、農林業生産と環境保全を両立する政策の推進に向けた合意形成手法の開発と実践(代表 香坂玲)(JPMJRX20B3)の一環として実施しました。

プロジェクト概要:社会の縮小期を迎え、農地や森林の管理が大きな社会的課題となっている。管理が及ばず虫食い状に放棄された場では、生産性が低下し、生態系・生物多様性が損なわれつつある。また、土地利用と管理をめぐる農業・林業といった政策間の調整が不可欠なほか、住民の合意形成も大きな課題となる。

本プロジェクトでは、環境保全と生産活動等の両立に向けて、生物多様性の確保が可能なエリアを戦略的に保全・創出し、他のエリアを効率化することで、農林業の生産性向上のための戦略的なゾーニング手法を開発するとともに、仕組みの導入における合意形成上の課題克服の手法開発を目指す。具体的には、将来的な労働力と資源量、土地利用の分布を推定するとともに、 ICT 活用による土地利用の効率化可能性等を評価することで、合意形成に向けたエビデンスを可視化(マッピング合意形成システムの構築)するとともに、市町村の各種の計画管理構想、人・農地プラン、森林経営計画制度等の策定過程への実装を目指す。

なお、環境学研究科 生態系サービス・NCP研究課題グループは、名古屋大学の香坂玲、宮脇勝、宮坂隆文によって構成され、2021年4月より活動を開始致しました。