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センターからのお知らせ

2022年12月01日鳥羽市・名古屋大学大学院環境学研究科連携協定調印式

環境学研究科は、20221121日に、三重県鳥羽市と「連携・協力に関する協定」を締結しました。自治体との連携・協力協定はこれで14件となります。
鳥羽市は全国で9つ指定されている国際観光文化都市の1つとして、国内外から多くの観光客が訪れ、漁業も盛んです。しかし、人口減少・高齢化が激しく、コロナ禍で観光客が大幅に減少し、新たな地域活性化の取組が急務となっています。
その対策の一環として、共発展センターの加藤博和教授は2008年より鳥羽市地域公共交通会議委員として、市内公共交通の維持・活性化に取り組んでいます。離島と本土を結ぶ市営定期船と、鳥羽市かもめバスを一体化した「鳥羽市コミュニティ交通システム」を確立し、本土・離島住民にも観光客にも気兼ねなく移動できる環境を提供し、全国から注目される取組となっています。
今回、交通はもとより、環境、観光、そして地域活性化全般をテーマに連携し、市の政策課題解決の推進と、大学における教育研究の推進を図る機運が生まれ、連携協定締結に至りました。鳥羽市役所で開催した締結式では、中村欣一郎鳥羽市長と山岡耕春環境学研究科長が出席し、協定書にサインしました。また、中村市長、山岡研究科長、および陪席した加藤教授、オンライン参加の西澤泰彦センター長があいさつしました。
今後、共発展センターが中心となって相互の連携をさらに深め、様々な取組を進めてまいります。

DSC_9789.JPG締結式の様子
(左から山岡研究科長、中村市長、西澤センター長、加藤教授)