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センターからのお知らせ

2018年10月24日「首長誓約」持続可能な高山村づくり勉強会を開催しました

2016年に日本版「首長誓約」に誓約した高山村では、2017年に開催した村民ワークショップを踏まえ、2018年はアクションプランに掲げた「エネルギー地産地消」の勉強会を開催しています。

takayama201809-1.jpg 第1回勉強会は922日、ドキュメンタリー映画「おだやかな革命」(渡辺智史監督)を上映し、内山村長をはじめ約80名の参加者と鑑賞しました。映画は、日本各地で始まったエネルギーによる地域再生の事例紹介のほか、これからの時代の「豊かさ」を考えさせる内容です。参加者からは、「わくわくしました。高山村は宝の山では?」「幸せになることを教えていただいた。」「エネルギーの変換は価値観の変換であると感じた。」「自立とは経済的にも精神的にも自立することだ。」「50年、100年先の未来を考えることを忘れていた。」「若い世代にも見せたい映画。」など、多くの感想を寄せていただきました。

takayama201809-2.pngまた、「映画から高山村へのヒントは得られましたか」という質問にも、高山村の豊かな資源を使える、若い人と高齢者がそれぞれの特性を活かす働き方、美しい景観と共存できる方法を考えたい、人づくり・コミュニティー力が大切、など、多くのヒントが得られたようです。

 1020日に開催した第2回の勉強会では、映画「おだやかな革命」の西粟倉村の事例で登場した株式会社sonrakuの井筒耕平さんを講師に招き、「木質エネルギーを生かす ~バイオマスを通じた地域リノベ~」と題して講演いただきました。約40名の参加者からは、実際に、バイオマスボイラーを使っている井筒さんに、運営や経費のことなど具体的な質問がよせられました。

takayama201809-3.jpgまた西粟倉村のように若い人が来たくなるような村づくりをしたい、行政との関わり方をどうしたらよいか、といった声も聞かれました。

 第3回最終回の勉強会は1124日に高山村で開催します。2回の勉強会を通じて得られたヒントをもとに、高山村でみんなでできることを考えます。