Education and Research Center for Sustainable Co-Development, Nagoya University

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センター概要

名古屋大学 大学院環境学研究科附属 持続的共発展教育研究センター

センター長メッセージ

 名古屋大学大学院環境学研究科は、2001年の設立以来、環境に係わる問題解決型の新しい学理として、理学、工学、社会科学が融合した「安全・安心学」と「持続性学」の構築を目指して、研究・教育を推進してきました。その成果の結実として、2010年、「安全・安心学」を推進する名古屋大学減災連携研究センターが設立されました。続いて、2014年に「持続性学」を推進するため、地球環境科学専攻、都市環境学専攻および社会環境学専攻を横断する組織として、持続的共発展教育研究センターが設立されました。

 今日までに、地球憲章、ミレニアム開発目標、フューチャーアースなどの理念や原則が提唱されてきました。一方で、気候変動に伴う極端気象や新興国などにおける産業発展に伴う汚染問題などはきわめて深刻であり、持続的社会の実現は喫緊の課題です。今求められているのは、政策や技術の実践・展開です。環境学研究科がG-COEで培った臨床環境学®を実践する組織として活動していきます。途上国、先進国を超えた持続的共発展のためのグローバル人材育成と大学の実社会へのアウトリーチを実践していきたいと思います。また、大学内他部局、国・地方自治体、中部経済連合会、国連地域開発センターなどとも連携してまいります。地球規模・地域課題解決に向けたグローバル人材育成と大学社会連携を通して、途上国と先進国、農山漁村と都市などの共発展のために貢献する組織として成長していきたく存じます。どうぞ宜しくお願いいたします。

持続的共発展教育研究センター長

久野 覚

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センター概要

人類社会の持続可能性を脅かす諸問題の解決のためには、既存の学問分野を越えた連携研究、そして社会のさまざまなステークホルダーと連携した「トランスディシプリナリー研究」を推進することが必要です。また、持続可能な社会づくりに関わる実践活動を担うリーダー人材を育成し、広く社会の各方面に輩出していかなければなりません。本センターは環境学研究科を中心として本学全体でこのような教育・研究を推進することを目的としています。

本センターは、環境学研究科附属交通・都市国際研究センターを発展的に改組したものです。センターには、地域社会と大学の協働のもとに教育・社会貢献を行う「臨床環境学コンサルティングファーム部門」と、国際的アウトリーチを推進する研究部門である「交通・都市国際研究部門」があります。また、本センターは、5研究科ESDプログラムの全学的活動に貢献するとともに、地球環境変化に関する国際的な研究プログラムであるFuture Earthに参加する地球生命圏研究機構と密接に連携します。

持続的共発展教育研究センターの概要

臨床環境学コンサルティングファーム部門は、持続可能な発展のために社会と大学とをつなぐ協働の場を提供します。臨床環境学は、持続可能な地域づくりのための診断から治療までを、分野横断で、地域ステークホルダーと研究者とが協働で行うことを理念としています。この理念の実現に向けて、受託研究、自主研究会、学生研究、助言・講演、研修、その他のプロジェクトの提案営業やワンストップ相談受付を行います。地域社会が、持続可能な地域づくりに関する大学との連携プロジェクトの相談と参画の場を得ることを目指します。また、教員が、地域ステークホルダーと協働して臨床環境学を実践する研究や教育の機会を持つようにしていきます。同時に、サステナブルビジネス、新しい公、途上国・新興国での地域づくりに貢献できる環境人材を育成する場になります。プロジェクトの一部を博士研究員や学生インターンが担うことで、キャリアパス構築支援となることを目指します。

さらに、臨床環境学コンサルティングファーム部門は、平成25年度まで実施されたグローバルCOEプログラム「地球学から基礎・臨床環境学への展開」で立ち上げられた博士後期課程の統合環境学特別コースの事務局となります。統合環境学特別コースでは、様々な分野の学生と教員・研究員が協働してフィールドを調査し、持続可能な発展に関する課題を見つけ、その対応策を具体的に検討し地域に提案する実践トレーニングである臨床環境学研修(On-site Research Training (ORT))などを実施します。また、5研究科連携ESDプログラムを運営しさらに全学に拡大するためのESD運営委員会の事務局機能を果たします。これにより、国際的リーダーとなることが期待される大学院生が、リベラルアーツとしての持続可能な発展に関する知識と価値観を理解する機会を与えます。同時に、国際環境人材育成センターと連携し、すべての教育を英語で行っている博士前期課程の国際環境人材育成プログラム(NUGELP)を支援します。

交通・都市国際研究部門は、都市や交通システムが直面する環境などの諸問題を克服するため、周辺の地域やグローバル社会との関係まで含めた持続的共発展の姿を明らかにし、国際連携とそれに必要な国際比較研究を推進していきます。地球生命圏研究機構とともに、持続的共発展に関わる研究の国際的なアウトリーチを強化します。また、臨床環境学コンサルティングファーム部門と連携して、最先端の研究成果が教育に還元されるようにします。同時に、臨床環境学コンサルティングファーム部門における途上国・新興国での地域づくりを研究対象としてつないでいく役割を担います。

問い合わせ

お問い合わせは下記連絡先までご連絡ください。

名古屋大学大学院環境学研究科 附属持続的共発展教育研究センター 事務局
〒464-8601 名古屋市千種区不老町
Tel : 052-747-6547 E-mail: cesfirm(at)ercscd.env.nagoya-u.ac.jp