名古屋大学グローバルCOEプログラム 地球学から基礎・臨床環境学への展開

BCES

セミナー

北東アジアグループ会合 第3回

スケジュール

2010年2月3日(水)17:00-19:00
環境総合館 輪講室516

問い合わせ

劉 晨(環境学研究科・GCOE特任准教授)
liu.chen (at) b.mbox.nagoya-u.ac.jp

詳細

1. 篠田太郎
「中国華中域における大気境界層・降水システム研究の進展 -GAME/HUBEX特別集中観測からの10年-」
中国華中域は長江下流域から淮河流域を中心とした地域であり、広大な平野が広がっている。土地利用の形態としては農地、特に水田が多い。このような陸面上 における大気境界層過程、および梅雨(メイユ)と呼ばれる中国大陸上の雨季(日本における梅雨:バイウ)に発生する降水システムについての研究が、この 10年精力的に行われてきた。
講演者はこれらの過程を観測するプロジェクトGAME/HUBEX(1998-1999)、CHeRES(2001-2002)、 LAPS(2004-2005)に参加することができ、上記の課題に対する研究に深く関わることができた。本レビューでは、これらの研究プロジェクトの目 的、成果、今後の課題について以下の3つの項目から紹介する。
(1)水田上の大気境界層の発達過程
(2)梅雨前線の南側の大気境界層過程が梅雨前線帯の降水システムに与える影響
(3)梅雨期の降水セルの特徴

2. 田中広樹
「森林の水文学的機能、および、長江プロジェクトの紹介」
森林のもつ水文学的機能、つまり、森林土壌による保水機能と森林樹冠による蒸散機能について解説する。現地観測を用いて、それらの機能を定量的に評価する手法を紹介し、異なるタイプの森林における水文学的機能の相違、および、類似性を示す。
最後に、長江流域における森林面積や状態の変化を含む土地利用の変化と社会の変化の関係、それらによる水循環の変化と、そこから発生する水に関わる諸問題の解明に取り組むプロジェクトを簡単に紹介する。

3. 運営上連絡事項

4. その他

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