名古屋大学グローバルCOEプログラム 地球学から基礎・臨床環境学への展開

BCES

セミナー

北東アジアグループ会合 第2回

スケジュール

2009年1月13日(水)17:30- 
環境総合館2階第2会議室

問い合わせ

劉 晨(環境学研究科・GCOE特任准教授)
liu.chen (at) b.mbox.nagoya-u.ac.jp

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1. 谷川 寛樹(環境学研究科都市環境学専攻・准教授)
「上海崇明島の視察報告」
上海の北部近傍にある崇明島についての視察報告です。崇明島は、長江の河口に位置し、経済発展の著しい上海市の面積の1/6を占め、台湾島、海南島に次ぐ中国第3の島である。面積は1,164km2で東西76km、南北13?18kmの細長い砂洲島である。崇明島で開発を行っている上海実業集団が所有する土地面積は86km2であり、そのうち湿地公園24km2、農業区27km2、生態都市5km2である。ラムサール条約湿地は360km2。これらの土地はあまり大きな手を加えない土地とすることになっているが、昨年上海と結ぶ橋が開通したため、開発と保護で揺れている。

2.山口寿史(環境学研究科地球環境科学専攻D2/GCOE研究アシスタント)
「黄海・東シナ海における衛星クロロフィルaの季節及び経年変動」
黄海・東シナ海の衛星クロロフィルaデータを解析した結果、クロロフィルaは春季の植物プランクトンの大増殖と長江の流量が増加する夏季に増加することが示された。また、長江河口では2000年以降、黄海では経年的なクロロフィルaの増加がみられ、これは黄海・東シナ海の富栄養化の可能性が考えられた。

3. 牧野高志(長崎大学生産科学研究科D2)
「東シナ海から流入する長江希釈水による対馬海峡のクロロフィルaの変動」
東シナ海の生産性を高めている長江希釈水の対馬海峡の低次生産への影響を把握することを目的とし、フェリー、衛星、観測船のデータを解析した。その結果、夏季の対馬海峡の表層クロロフィルa濃度は、東シナ海中央部と比較すると減少はしているが、長江希釈水によって増加していることが明らかとなった。

 

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