名古屋大学グローバルCOEプログラム 地球学から基礎・臨床環境学への展開

BCES

国際会議

名古屋大学グローバルCOEプログラム(地球学から基礎・臨床環境学への展開) 国際ワークショップ
「伊勢湾流域圏における生態系保全と持続的開発」

スケジュール

2011年3月4日(金)‐5日(土)
名古屋大学環境総合館レクチャーホール

問い合わせ

電話:052-747-6548 
E-mail:(グローバルCOE 研究室)
※人数把握のため、できるだけ予めお申込みください。お申込みの際、代表者の方のお名前・ご所属・連絡先・参加者数をお教えください。

詳細

趣旨

名古屋大学環境学研究科グローバルCOEプログラム 「地球学から基礎・臨床環境学への展開」では、地球規模から地域規模まで含めた環境問題に包括的に向き合っている。特に特徴的なのは、環境問題を人間の病に例え、診断系研究者と治療系研究者が共同し、課題が発生している現場における治療のための臨床環境学を構築し、また、それを支える知見として基礎環境学を確立しようとするところである。本プログラムにおいては、臨床研究の対象としている東・北東アジア、南・東南アジア、そして日本の伊勢湾流域圏を重点的に取り上げ、大学院博士課程の学生を中心にしたORT(オンサイ ト・リサーチ・トレーニング)を実施している。
本ワークショップは2010年度に行われた伊勢湾流域圏のORTの報告を行い、関連研究者の研究発表と同時に、世界で同様な活動を行っておられる研究者や国内の関連研究者、実践者を招聘し、複雑な環境問題を解くための新たな学際的連携の可能性を討論する。
1日目は特に、都市部における水と緑を軸としたグリーンインフラストラクチャーの構築やそれに対する景観生態学研究の成果の応用、そして、政策的展開について研究者、設計現場、行政が話題を交換し、討論を行う。2日目は、海外の研究者と基礎、臨床環境学の展開の考え方について討論し、また、海洋関連のテーマとして沿岸域に関する環境課題を討論する。そして、最後に、2010年度の伊勢湾 流域圏研究を取りまとめ報告する。

プログラム

2011年3月4日

1日目:生態系に配慮した都市の開発とデザイン

総合司会: 村山顕人(名古屋大学)

0930-0935 開会挨拶、山本進一(グローバルCOEスーパーバイザー、名古屋大学)
0935-0945 趣旨説明、清水裕之(グローバルCOE、名古屋大学)

< 午前の部:基調講演 >

0945-1030 基調講演1;都市の自然と社会:都市景観生態学の視点 ―ヨーロッパの取り組みより、Jürgen Breuste (Geographie und Geologie, Universtität Salzburg)

1030-1115 基調講演2;米国オレゴン州ポートランドにおけるエコ・ディストリクトの取り組み、Robert Bennett (Executive Director of Portland Sustainability Institute)

1115-1200 基調講演3;中国の都市域におけるグリーンインフラストラクチャーの展開について, Xiaodong Zhu(南京大学環境学研究所)

< 午後の部: ワークショップ >

エコロジカルデザインとグリーンインフラストラクチャーデザインに関する事例研究

1300-1320 UR都市機構の自然環境の再生・保全の取組み、山口耕平(UR都市機構中部支社)
1320-1340 建設事業におけるビオトープ空間の創出、大野 直(鹿島建設)
1340-1400 住まいづくりを通した森林・生態系保全の取り組み、藤原寛典(積水ハウス)
1400-1420駐車場緑化と屋上緑化の新しい事例について、村上公一(ヤハギ緑化)
1420-1440 雨水浸透の観点からの都市領域の土地利用の改善について、清水裕之(名古屋大学)
1440-1500雨水浸透施設による都市部の地下水涵養および湧水保全効果の事例紹介, Thi Ha(日本工営)
1500-1520 議論
1520-1530 コーヒーブレイク

生物多様性と生態学的な景観に関する研究と実践

1530-1550都市の生物多様性と指数の展開: DPSIRと生態系サービス、香坂 玲(名古屋市立大学大学院 経済学研究科)
1550-1610 都市生態系の評価と「都市の生物多様性指標(CBI)」、加藤正嗣(生物多様性条約第10回締約国会議支援実行委員会事務局)
1610-1630 野生生物のハビタットとしての都市緑地、洲崎燈子(豊田市矢作川研究所)
1630-1650 都市近郊の水田地帯の価値と保全、皆川明子(滋賀県立大学 環境科学部)
1650-1710 議論
1710-1720 コーヒーブレイク

生態系に配慮した開発とデザインに関する地方自治体の活動

1720-1740 なごや戦略による「低炭素で快適な都市・街区づくり」、小島正也(名古屋市環境局地球温暖化対策室)
1740-1800人と自然の共生のために―あいち自然環境保全戦略に基づく愛知県の新たな取り組み、石田晴子(愛知県環境部自然環境課)
1800-1830 議論
18:45-    レセプション


2011年3月5日

2日目:伊勢湾流域圏における臨床環境学の展開

1000-1015 歓迎挨拶、安成哲三(グローバルCOEプログラム拠点リーダー、名古屋大学)

< 午前の部:臨床環境学研究の世界的な動向>

1015-1045 GCOEプログラムにおける「基礎・臨床環境学」のコンセプト、中塚 武(名古屋大学)
1045-1130研究実験室としての都市と地域―環境学研究の学際的展望、Bernhard Müller (Director of The Leibniz Institute of Ecological and Regional Development)
昼食(1130-1230)
ポスターセッション コアタイム(1230-1330)

< 午後の部1:沿岸域の管理 >

1330-1400韓国における防災・環境・水産の観点からの沿岸域管理の現状と将来展望、Cheong-Ro Ryu (Pukyong National University, Korea)
1400-1430三河湾の水質環境の現状と将来の展望、和久光靖(愛知県水産試験場 漁場環境研究部)・鈴木輝明(名城大学大学院 総合学術研究科)
1430-1500 議論
1500-1510 コーヒーブレイク

< 午後の部2:グローバルCOEプログラム 伊勢湾流域圏における研究の報告 >

1510-1530伊勢湾流域圏におけるため池の水質と環境要因との関連性、木塚俊和(名古屋大学)
1530-1550 伊勢湾流域圏における湧水湿地の地生態学的研究、富田啓介(名古屋大学)
1550-1610 研究アシスタントチームによる伊勢湾流域圏の2070年ビジョン、伊勢湾流域圏COE研究アシスタント・山下博美(名古屋大学)
1610-1620 コーヒーブレイク
1620-1640 阿久比川流域における臨床環境学研修プログラムの成果、高野雅夫(名古屋大学)
1640-1700 都市及び地域におけるグリーン・インフラストラクチャーの創造、村山顕人(名古屋大学)
1700-1720気候変動予測のためのダウンスケールシミュレーション、飯塚 悟(名古屋大学)
1720-1740 櫛田川流域圏をフィールドとした診断・治療プロジェクト、加藤博和・宮田将門(名古屋大学)
1740-1800 都市の木質化をめざして、佐々木康寿・山崎真理子(名古屋大学)

エクスカーション

伊勢湾流域圏プロジェクトがフィールドとしている伊勢湾流域圏を招聘者の方に理解してもらうと同時に、プロジェクトメンバーに対しては特に今回のワークショップで大きく取り扱われる、都市と緑、社会資本と生物多様性などといった視点からより複合的に、今後の本プロジェクトの研究取り組みについてアドバイスを頂くため、以下のようなエクスカーションを予定している。

スケジュール

検討中

ポスター


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