名古屋大学グローバルCOEプログラム 地球学から基礎・臨床環境学への展開

BCES

セミナー

平成23年度 基礎環境学講究 1-C・2-C
「環境問題の近・現代史-その国際比較」

スケジュール

第1回
2011年5月12日(木)9:00‐12:00
環境総合館3階演習室2
Introduction and concepts of BES-C.
Modern and contemporary histories of environmental problems - their international comparison(Takeshi NAKATSUKA) /
日本の経済発展と環境問題の推移 - その歴史的、国際的意味
Japan’s Economic Development and Its Environmental Consequences: Their History and International Implications(Hidefumi IMURA)

中塚武(環境学研究科・教授)
井村秀文(横浜市立大学グローバル都市協力研究センター・特任教授)
第2回
2011年5月26日(木)9:00‐12:00
環境総合館3階演習室2
Forest Policy and Livelihood Changes in Rural Laos (Satoshi YOKOYAMA) /
インドネシアの環境NGOの歴史的展開 Historical Development of Environmental NGOs in Indonesia (Ko NOMURA)

横山智(環境学研究科社会環境学専攻・准教授)
野村康(環境学研究科社会環境学専攻・准教授)
第3回
2011年6月9日(木)10:00‐11:00
環境総合館3階演習室2
「風土論」再考ー基礎・臨床環境学における意味
Revist to "Fudo-ron"(A Philosophical thought on Climate & Culture)
and its implication to our Basic&Clinical Environmental Studies

安成哲三(地球水循環研究センター・教授/GCOE-BCES拠点リーダー)
第4回
2011年6月23日(木)9:00‐12:00
環境総合館3階演習室2
Summary of Japanese Forest and Forestry (Yozo YAMADA) /
Why Do Fishermen Plant Trees? A Historical Perspective on Natural Resource
Exploitation and Strategy of Have‐nots in Japan(Tomohiro OH)

山田 容三(生命農学研究科生物圏資源学専攻・准教授)/
王 智弘(COE研究員)
第5回
2011年7月7日(木)9:00‐12:00
環境総合館3階演習室2
MODERN AND CONTEMPORARY HISTORIES OF ENVIRONMENTAL PROBLEMS
-FROM THE VIEWPOINT OF NITROGEN FLOW 
窒素の視点から見た環境問題の近現代史/
A Study on Methylmercury Pollution in Songhua River (1958-)
-A Historical Analysis based on Political Economics Approach

Chen LIU (GCOE Fellow) / Leina WANG (Institute of Environmental and Sustainable Development(IESD) UNEP-Tongji)
第6回
2011年7月21日(木)9:00‐12:00
 環境総合館3階演習室2
Discussion on Future Schedule of BES-C in 2011
Modern and contemporary histories of environmental problems - their international comparison
第7回
2011年11月10日(木)10:00-12:00
環境総合館1階 演習室1
「気候変動と農業」Climate Change and Agriculture
第8回
2011年11月24日(木)10:00-12:00
環境総合館1階 演習室1
「窒素負荷」Nitrogen load
第9回
2011年12月8日(木)10:00-12:00
環境総合館1階 演習室1 
「気候変動と農業」Climate Change and Agriculture
第10回
2011年12月20日(火)9:00-11:00
環境総合館1階 演習室1
「窒素負荷」Nitrogen load
第11回
2012年1月19日(金)10:00-12:00
環境総合館1階 演習室1
グループレポートの取りまとめ方の打ち合わせ

詳細

「環境問題の近・現代史~その国際比較」
Modern and contemporary histories of environmental problems – their international comparison

担当教員

中塚 武(地球環境科学専攻・教授)、劉 晨(COE特任准教授)、中野牧子(社会環境学専攻・准教授)

目的

本GCOEの最大の特徴は、環境問題の「診断」と「治療」の双方の領域を含む異分野の院生・教員が、一つの地域の環境問題を、現地に入って長期に亘って一緒に考えていく、「臨床環境学」の取り組みです。しかし、この「臨床環境学」の枠組みだけでは、どうしても追究しにくい課題が、2つあります。それは、環境問題の歴史性と国際性についての考察です。
現在、世界各地で起きている環境問題は、全て、歴史的な背景を持っていますが、現地調査だけから、その歴史的背景に迫ることは容易では有りません。一方で、環境問題の発生と拡大、その終息の過程には、国や地域を越えて、多くの共通の側面があることも、容易に理解できます。
本講究の目的は、第一に、日本や中国、東南アジアを含む、世界各地の環境問題の近・現代史を学ぶことで、環境問題の歴史的展開及び、その国際的な共通点・相違点について広い知見を身につけること、第二に、その知見を、臨床環境学の現場などで今起きている、さまざまな環境問題の診断と治療に生かしていくことです。

日程

5月から、隔週で、講究のセミナーを開催します(8,9月は休み。1月に修了)

内容

前期(5?7月)は、名古屋大学の内外から、日本や中国を含む世界各国の環境問題に詳しい講師を招き、「各国の環境問題の近・現代史」を、概観します。
後期(10?12月)は、受講生自身が興味を持っている具体的な現在の環境問題を取り上げ、その「歴史的背景及び将来展望」を、受講生自身によるグループワークもしくは個人研究を通じて検討し、その成果をセミナーで発表してもらいます。
グループワークもしくは、個人研究のテーマは、受講生自身の興味に従って、8月中に決定し、その後、具体的な検討及び発表の準備を進めてもらう予定です。

セミナーの形式

90分間のセミナーの中で、約50分間の講演(話題提供)と約40分間のフリーディスカッションを、基本とします。

日本語のできない留学生への対応策

前期の講義は、基本的には、英語(少なくとも、資料は英語)で行ってもらう予定です。留学生の発表が行われるセミナーでは、発表は英語で行ってもらい、基本的に英語でディスカッションします(深い議論の展開を期するために、その場合でも、各自の議論への参加は、日本語も可とします)。

参考文献

岩波講座 環境経済・政策学 第2巻 「環境と開発」 など

その他

本講究の趣旨は、「臨床環境学」の共通の基盤を作ることですので、できるだけ、臨床環境学研修の3つのサイトから、満遍なく参加者が得られるようにできればと思います。

問合せ先

中塚武(環境学研究科・教授)

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